Udemy 酒井潤講師「エンジニアとしてのキャリアを考える」セミナー参加の所感

44日目です。
本日ツイッターで「Udemy 酒井潤講師 セミナー」の存在を知り、急遽ぼっちで参加してきました。
(150人中あと3枠の空き!スクールから徒歩2分の場所!参加費1,000円!参加資格:PythonやGoに興味があること!ということで、むしろ参加しない理由がありませんでした笑笑)

酒井講師とは

シリコンバレーの「スプランク」(Googleよりも平均年収が高いそう)という企業に勤めながら、Udemy講師、サッカー講師、投資家など幅広い顔を持つ方です。スプランクではPythonなどを使ってビッグデータ解析のバックエンドエンジニアとして働いているそうです。

セミナーの流れ

  1. パネルディスカッション
  2. 質問会
  3. 写真撮影
  4. 懇親会

酒井さんの発言内容

・初学者のうちは「ギーク」(卓越した知識がある人)な人に積極的に近づいて学ぶべき
・1~2年経験を積めたら、社内上級者のソースコードを見たり、オンラインコンテンツで学習する
・英語で情報を取れるか取れないかで活躍できる範囲が変わる
・何を選択するかによって成功のしやすさが変わる(酒井さんが東大に行くような人に正面から勝負したら勝てないが、14年も前からPythonをやっているので勝負できる)
・世界のトレンドはPythonやGo、ReactなどのJavaScript関係であり、お金を持っている企業に使われていない言語はいずれ廃れていくのではないか
・流行のマイクロサービスではコンポーネントごとに変えられる柔軟さがある(フロントはReact、バックエンドはGo、機械学習Pythonなど)。
シリコンバレーでは日本人エンジニアは少ない。思っているほど難しい話ではないし、もっとハングリーになろう。
アメリカの日系企業なら英語力はあまり重視されないから最初に飛び込むところとしてはおすすめ。
・エンジニアはコードで会話ができるから、そこまで英語に達者である必要はない(酒井さんはTOIEC600点くらい?)
・日本人の優秀なところは勤勉さとクオリティ。日本人エンジニアがシリコンバレーにいけばきっと勝てる。

日本企業が世界で成功していない理由

・真似が苦手であり、ニッチなところや自分たちで何かを生み出すことにこだわり過ぎている為。
・お金を集めるのが苦手な為(アメリカで事業が成功するのは初期段階でいかにお金を集められるか)。
・スピード感が遅い為(3ヶ月で3回チームが解散したこともあったそう。ライバル企業が戦略を変えてきたら、すぐに舵を切り替えられるスピード感が大切)

懇親会

始まってすぐベテランエンジニアの方に声をかけて頂きました。
その方曰く、「なんの言語をやるかはあまり重要ではない。その人がエンジニアとして必要な能力を身につけている方が大事」とのこと。
もう一人、元エンジニアの方とお話しする。が、この人が卒業生のブログでも見た、「セミナーに紛れ込む勧誘屋」でした笑
酒井講師の話した内容には否定的で、どんな話題になっても最終的には「土曜の午前にやっている読書会良いですよ、興味ありません?」に繋がるのですぐに分かりました笑

所感

・今までどんなサイトでも見ることがなかった「世界で活躍するエンジニア」の今を知れて本当に良かった。
Rubyは日本での案件が多いらしいが、最初の数年間Rubyを極めるのか、機会があるのであればインターンでも機械学習の企業で経験を積むのか検討が必要。
・日本人は努力を目的としてしまっている人が多いのだな、と感じた。「どうしたら楽に稼いで時間を作って人生を充実させるか」という目的は、日本人からしてみれば一見悪いようにも聞こえるが、世界の人からすれば当たり前のことであり、それをもっと追い求めても良いのではないかと感じた。
セミナーに紛れ込んでいる勧誘目的の人と話すのは時間の無駄なので時にはバッサリ切ることも必要。
・英語で情報を取ってくること、日常会話ができることのレベルに短期間でなれるように勉強するべき。


本日は横道に逸れました。セミナーの存在を知った瞬間からUdemyで元々買っていた酒井講師のPythonの動画を見始め、アナコンダとpycharmで環境構築や基本的な構文の学習をしていました笑
明日からカリキュラムに戻り、できる限り速やかに終わらせたいと思います。(非同期通信なので思惑通りには行かないと思いますが、、)